○〔ゼノブレインAI解析〕ノーベル賞で注目、「全固体電池」の予測に実力発揮

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Close-up image of chemical element model in hands on student

 今年のノーベル化学賞はリチウムイオン電池を開発した吉野彰旭化成名誉フェローら3人に決まった。受賞決定を受け、東京株式市場では旭化成など関連する企業の株価が軒並み上昇するなど祝福ムードが広がった。吉野氏の現在の開発テーマは次世代蓄電池として期待を集める「全固体電池」。素材の需要予測を得意とするAI解析サービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」は、次世代電池の展望でも実力を発揮した。
 全固体電池は、リチウムイオン電池内で電気の流れを作る「電解質」に現行方式の液体ではなく、固体の物質を使う。これにより発火の危険性が低下するとともに、大容量化や急速充電が可能になる。トヨタ自動車とパナソニックが共同で新会社を設立して開発に取り組む計画で、日立造船やFDKも製品化を表明している。
 ゼノブレインで「全固体電池需要増加」をキーワードに分析すると、開発を進める企業を網羅的にピックアップした。先に挙げた企業を含め、自動車、電子部品、ガラス、鉱業、化学など全固体電池関連企業と位置付けられる多数の企業が並ぶ。固体電解質の素材では「硫化物系」と「酸化物系」の2つのタイプが存在するが、この2種類を区別して関連企業を挙げるとともに、正極、負極の素材ごとに詳細な分析結果も提示した。ゼノブレインの特長である新製品や素材に関する分析力の高さを裏付けた。

【注】ニュース解析結果はゼノデータ・ラボ社のAIサービス「ゼノブレイン」によるもので、詳しくはhttps://xenolabo.com/jiji/2019/10/21へ。本記事は、特定の有価証券や金融商品の売買を勧奨するものではありません。時事通信はゼノデータ・ラボ社に出資しています。

【2019年10月21日 時事通信社提供 】
※本記事は、時事通信社とゼノデータ・ラボの提携に基づき転載しております。
※ 時事通信社との提携記事 〔ゼノブレインAI解析 〕 シリーズは毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)に配信予定です。